朝起きれないのは病気?原因は何?対策はあるの?

「朝起きれないんだよなぁ~ (-_-;)」

そう嘆く人は非常に多いですよね。

朝目覚めのイイ人からは
だらしないだけなんだよ!
なんて思われているかもしれません。

でも、普段キチンとしていても
朝が弱い人はいます。

ということは、朝起きられないのは
だらしない」というのが
原因ではないということですよね。

何か病気なんでしょうか?

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朝起きられないのというのは、
確かに病気という可能性もあります。

でも、病気じゃない場合は
生活習慣を改善することで
目覚めが良くなることもあります。

それから、血圧が低い人は
朝なかなか起きられないと言いますよね。

これだって、血圧が低くても
寝起きが良い人もいます。

つまり、人によって原因は違うということ。

その原因に合わせて対策をとる
必要があるんですね。

自分が朝起きれない原因は何なのか?
対策はどうとればイイのか?

という訳で今回は、朝起きれない原因と
対策についてまとめてみましたよぉ~。

是非参考にして下さいね♪

では、ちょい悪おっ3、2,1,キュ~!!

朝起きれない原因

朝起きれない原因には
このようなことが考えられます。

  • 生活習慣
  • 低血圧
  • 病気


個人の努力でどうにかなる場合もありますが、
難しい場合もあるようです。

ではそれぞれを詳しく見ていきましょう。

原因その1 生活習慣

普段の生活習慣で、朝起きるのに
悪影響を与えるのはどんなことでしょう?

主なものとして

  • 睡眠不足
  • 就寝前の飲酒
  • 就寝前の食事や間食
  • 就寝前のテレビやパソコン

といったことが挙げられます。

この内のどれかに心当たりはありませんか?

どうして起きられなくなるのか?
どうすればイイのか?

それぞれ詳しく見ていきます。

睡眠不足

睡眠時間が少ないと
朝起きれないのは当然ですよね。

日本人の多くが睡眠時間6~9時間
という統計があります。

この統計の平均から、理想的な睡眠時間は
約8時間と言われてますね。

ただこれはあくまで目安であって、
人によって理想睡眠時間は違います。

6時間で大丈夫な人もいれば
8時間でも足りない人もいます。

自分に合った睡眠時間をとるようにして、
睡眠不足にならないようにして下さい。

もし自分に合った睡眠時間が分からない場合は、
一度8時間寝てみましょう

そうすれば、それより短くてもイイのか
もっと長く寝なければいけないのかが分かります。

その睡眠時間を確保出来るだけの時刻には
布団に入るようにして下さい。

ただ、布団に入ってすぐ
眠りにつける訳ではありません。

寝る時間の前、少なくとも1時間
リラックスした状態でいましょう。

脳が覚醒しているとなかなか
眠ることが出来ませんからね。

クラシック音楽を聴いたり、
を読んだりするとイイです。

睡眠不足は日中にも悪影響が出ますから、
普段からちゃんと睡眠時間を
とるようにしましょうね♪

就寝前の飲酒

少量のアルコールは、脳の興奮を
鎮める作用があります。
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その為、寝つきがよくなる効果が
あるとされているようです。

ただ、量が多くなってしまうと
睡眠のリズムが崩れ眠りが浅くなります

これはどういうことかと言うと、
レム睡眠が関係しているんですね。

レム睡眠とは、身体は休息状態だけれど
脳は活発に活動している状態。

脳が活動しているということは、
眠りが浅いということです。

そしてレム睡眠は、一般的な睡眠時間の間
ほぼ一時間半おきに4、5回現れるそうです。

実はアルコールを分解する際に発生する
アセトアルデヒドという成分の影響で、
このレム睡眠は抑えられてしまいます。

そしてその反動で、睡眠の後半に
レム睡眠が増加してしまうんですね。

つまり、浅い眠りが睡眠の後半に続いて
眠りの質が落ちてしまうんです。

睡眠は時間の長さよりも
眠りの質の方が重要です。

過度なアルコールの摂取は
眠りの質を落としてしまいます。

寝る前のお酒は
ほどほどにしましょうね♪

就寝前の食事や間食

人間の体は、寝る時には
体温を下げるようになっています。

ところが、就寝前に食事をすると
体の深部の温度が下がりません

物を食べると、消化をするために
内臓が活発に動き出すからなんですね。

そして、体温が下がらないと
眠りが浅くなってしまいます

その影響で朝起きれなくなってしまうのです。

食後に内蔵が活発に活動するのは
約2時間と言われてます。

ですから、最低でも寝る2時間前には
食事を済ますようにしましょう。

胃の負担軽減にも繋がるので、
是非心掛けるようにして下さい。

就寝前のテレビやパソコン

寝る直前までテレビを観たり、
パソコンの画面を見る。
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布団に入ってからスマートフォンを
いつまでもいじっている。

こういったことは、眠りの質を
落とす
ことになります。

どういうことかと言うと、
網膜がブルーライトの刺激を受けると、
脳は「今は朝だ!」と判断します。

すると、睡眠を司るホルモンの分泌が
抑制されて覚醒してしまうんですね。

必然的に眠りが浅くなってしまい、
睡眠の質が落ちることになります。

それから、よく夜中に外国で行われている
スポーツを観戦する人がいます。

これは交感神経を刺激することになるので、
寝る前には良くないです。

交感神経は、緊張したり興奮すると
活発にはたらく自律神経です。

つまり、交感神経がはたらくと
寝つきが悪くなることになります。

その結果、睡眠時間が短くなってしまい
朝起きれなくなってしまうのです。

ですので、寝る前にはテレビやパソコン、
スマートフォン等は見ないようにしましょう。

原因その2 低血圧

健康的で理想的な最高血圧値は
120mmHg~100mmHgと言われています。

低血圧は、この最高血圧値が
100mmHg未満の状態を指します。

低血圧になると、めまいや立ちくらみ、
頭痛や肩こり等の症状が出ますが、
朝起きれないというのも症状の内の1つです。

低血圧は、体内の血流量が
少ない状態です。

ですから、低血圧が原因の場合は
血流量を増やして血圧を上げるようにします。

具体的には

  • 水を一日1~2リットル飲む
  • 適度な運動をする
  • 適量の塩分を摂る

といったことを心掛けて下さい。

水を一日1~2リットル飲む

血液は約90%が水分ですので、
水を飲むことで血流量が増えます。

ミネラルウオーターか炭酸水(無糖)、
或いは白湯(水を沸騰させてから冷ましたもの)
を飲むとイイでしょう。

適度な運動をする

適度な運動は血流が良くなるので、
低血圧の症状が軽減されます。

又、下半身の筋力をつけると
下に落ちてきた血液を心臓まで
送り戻す力が強くなります。

ですので、普段から階段を使う
通勤の際には一駅前で降りて歩く
といったことを実行するとイイでしょう。

適量の塩分を摂る

塩分を摂ると、血液中の
ナトリウムが増えます。

人間の体は、血液中のナトリウム濃度が上がると
それを薄めようとします。

そのために血液中の水分量が
増えるようになっているんですね。

水分量が増えるということは
血流量が増えるということです。

ですから、一日3グラム程度
塩分を多めに摂るようにしましょう。

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原因その3 病気

朝起きれないのが病気のせい?
なんとなくピンとこないと思います。

でも、生活習慣を改善しないでいると
病気になる可能性があります。

病名には

  • 睡眠相後退症候群
  • 起立性調節障害

といったものがあり、他にも肝機能の低下
朝起きれなくなることもあります。

詳しく見ていきましょう。

睡眠相後退症候群

この病気は、夜眠くならないので
寝る時刻が遅くなってしまいます。

その結果、睡眠時間が短くなって
朝起きることが出来なくなるんですね。

そして何とか起きても、日中に
眠気頭痛倦怠感といった症状が
現れてきます。

その為、学校での勉強や職場での仕事が
困難な状態になってしまいます。

夜遅くまで起きている生活を続けることが
発症する原因となるようです。

一日のリズムを刻む体内時計が狂ってしまい
睡眠のリズムが後ろにずれてしまうんですね。

あまりに症状がひどい場合は
病院に行く必要がありますが、
普段の生活で改善する方法はあります。

どうするのかと言うと、体内時計を
正常な状態に戻すのです。

そうすれば睡眠のリズムも
正常な状態になることになります。

この体内時計ですが、日照の有無
大きく関係していると言われてます。

日中は脳と体が活動状態になり、
夜間は休息状態に切り替わります。

そして、朝に太陽光を浴びることでリセットされて、
そこから正しいリズムを刻むそうです。

ですから、朝起きたらまず
太陽光を5分くらい浴びるようにしましょう。

そうすることによって、体が自然と
正しいリズムを刻むようになります。

又、体内時計がリセットされてから
14~16時間後には、睡眠ホルモン
脳から分泌されます。

これによって、夜もちゃんと眠くなって
睡眠時間をキチンととれるようになります。

他にも、朝起きたらコップ一杯の水を飲んだり、
朝食を摂るというのも有効です。

「朝が来た!」という合図を出して
体内時計をリセットする訳ですね。

最初は大変かもしれませんが、
徐々に体内時計を正常な状態にしていきましょう。

健全な生活リズムで毎日を
過ごすように心掛けてみて下さい。

それでも改善されない場合は
医師に相談してみましょう。

起立性調節障害

この病気は、一般的には小学校高学年から中学生の
思春期前後の子どもに起こりやすい疾患の一つです。

そして、大人になっても症状が続く人はいて、
悩んでいる人は多いようです。

自律神経失調症の一種と考えられており、
自律神経のバランスが乱れると症状が現れます。

自律神経は交感神経と副交感神経に分けられます。

交感神経は、活動している時にはたらくので
日中起きている時に優位になっています。

逆に副交感神経は、休息時にはたらくので
夜寝ている時に優位になっています。

本来は、朝になると交感神経が優位になります。

ところがこの病気では、朝になっても
副交感神経が優位の状態が続きます。

その結果、体が休息状態になってしまい
朝起きるのが辛くなるのです。

そして、自律神経のリズムが全体的に
後方にズレてしまっているので、
夜になっても交感神経が優位になります。

そうすると、夜遅くなっても
眠れなくなってしまうことになります。

軽症であれば、起立性調節障害は
適度な運動や規則正しい生活などで
改善することがあるようです。

ただ、他にも下記のような症状が出ることがあり、
もし3つ以上該当するようなら医師の診断を受けて
適切な処置をした方がイイでしょう。

  • 立ちくらみ・めまいがする
  • 動悸・息切れする
  • 頭痛・腹痛
  • 午前中調子が悪い
  • 倦怠感がある
  • 起立時に気分が悪くなる・失神する
  • 乗り物酔いする
  • 入浴時に気分が悪くなる
  • 食欲不振

まとめ

私もどちらかと言えば
あまり朝は強くない方です。

ただ私の場合は、病気ではなく
生活習慣が原因だと思います。

というのも、肝機能が低下すると
朝起きれなくなるからです。

夜はついつい飲んじゃうんですよねぇ~。
きっと眠りの質も良くないんだと思います。

もう若くないから、飲み過ぎには
注意しないといけませんね。

晩酌が習慣になっている人は
気をつけるようにして下さい。

それから、うつ病でも朝は
起きれないそうです。

低血圧や病気の場合はやはり
医師に相談するのが一番。

面倒がらずに病院に行くことをおすすめします。

まぁまず、朝起きれないのであれば
生活習慣を改善してみましょう。

夜更かしを止めるだけで、
快適な目覚めが出来るように
なるかもしれませんからね♪

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