テーブルと掘りごたつをDIY!素人でも出来ました!

私は結構DIYが好きです。

棚とか作ると楽しいですよねぇ~。

先日そんな話を友人としていると、
行きつけの居酒屋の小上がりを
堀りごたつにしてほしいと言われました。

作ったことはありませんが、
面白そうだったので快諾。

テーブルも1から作り、
設計から全て自分でやって
作業も一人でやりました。

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私は素人ですが、DIYは好きなので
ある程度の知識はあります。

まぁ、知識と言っても2×4とか
ベニヤ板の寸法を知っている程度。

なので、掘りごたつはDIY好きなら
誰でも作れるってことです。

難しいことは特に無かったので、
ヤル気さえあれば大丈夫。

広さにも依りますが、材料費も
そんなに掛からないと思います。

今回は、そんな素人が作った
掘りごたつについて
まとめてみましたよぉ~。

是非参考にして下さいね♪

では、ちょい悪おっ3、2,1,キュ~!!

どんな場所に作ったのか?

まず、掘りごたつを作った場所ですが、
かなり狭くて天井が低い場所でした。

実際の写真がありますが、
こんな感じです。

image1

左に見えるふすま側の幅が170センチ弱、
右の白っぽい壁の方は200センチ弱です。

又、写真では分かりませんが
ふすま側の天井が低くなっていて
高さが200センチくらい。

高い方でも220センチくらいです。

ピンと来ないかもしれませんが、
かなり狭い空間ですね。

ここに最大7人が座れる
掘りごたつを作ってほしい。

そんな要望に応えるべく
私は試行錯誤しながら
まずは設計図を描きました。

各部の寸法

最初にテーブルの寸法ですが、
人が座るスペースを考えると
幅は70センチが限界。

ふすま側は座れなくてイイと言われたので
長さは150センチにしました。

これでギリギリ3人が対面、
端に1人が座れる寸法です。

それから堀りの深さですが、
深過ぎでも浅過ぎでも
座り心地が悪くなります。

いろいろ調べて、更に実際に試してみて
33センチが丁度イイ深さでしたね。

テーブルの高さは好みに依りますが、
今回は63センチにしました。

それから、通常ですと堀ごたつの
ヒーターは堀りの下部分に埋め込みます。

ただ、この小上がりの天井が低い為
今回は堀りの壁部分に開口部を設けて
そこに小型の温風機を置くようにしました。

では、私が実際に作った手順で
説明していきますね♪

テーブルと掘りの作成

実際に骨組みまで作った段階が
こんな感じになってます。

image2

写真はクリックすると大きくなります。
閉じる場合は右下のCLOSEをクリックして下さい。

ちなみに、テーブルの板や脚、堀りの枠など
お客さんが触れる部分は
全て紙やすりがけしてから
ニスを塗ってあります

まず使用した木材ですが、
1×4、2×4、ベニヤ板、
テーブル用の板を使ってます。

1×4というのは断面が19ミリ×89ミリで、
2×4は38ミリ×89ミリです。

ベニヤ板は厚さ9ミリのものを使用。

テーブル用の板は、量販店で
売っていたものを使ってます。

こんな感じで売ってました。

DSC_0013

ただ、幅70センチは無かったので
30センチ幅と40センチ幅の2枚を購入。

これを長さ150センチにカットして
強力ボンドで接着。

更に写真のように1×4で繋いでいます。

1

ただ、1×4をテーブル板に取り付ける前に
テーブルの脚をこの1×4に取り付けてます。

脚には2×4を使用。

なぜ角材ではなく2×4なのかと言うと、
3人座る側を広くしたかった為です。

脚の長さはこの寸法です。
テーブルの高さ-(テーブルの板の厚さ+1×4の厚さ)

この長さにカットした2×4を
70センチにカットした1×4にネジ留め。

その後、テーブル板に裏からネジ留めしています。

そうすれば、表面からネジの頭が
見えないようになります。

その後、更に1×4を2本裏側にネジ留めして
テーブル板を補強しています。

先ほどの1×4の間に2本渡しているので、
裏から見るとのような感じになってます。

この作業が終わったら
次は堀りの部分です。

堀りの枠の部分は、人が足を出し入れするので
どうしても擦れてしまいます。

なので、木材を枠にして
テーブルの脚にネジ留めしました。

今回は幅9センチ、厚さ14ミリの
ラワン材を使用しています。

このラワン材の上の部分から
脚の下の部分までの長さが
堀りの深さになります。

少し見づらいですが、
写真の茶色の木材です。

2

この枠の部分は膝の裏側が当たるので
角を鉄やすりで面取りしてあります。

そうしないと、座った時に
角が当たって痛くなりますからね。

それから枠と枠のつなぎ目の角ですが、
私は電動ノコを持っているので
45度にカットして処理しています。

もし手ノコしか持っていなければ
普通につなげるだけでも大丈夫でしょう。

テーブルの脚にぐるりと堀りの枠を
ネジ留めしたら、次は堀りの壁部分を
作ってネジ留めしていきました。

今回私は、厚さ9ミリのベニヤ板と
厚さ3ミリのパンチカーペット、
カーペット用両面テープを
使用しています。

ベニヤ板にパンチカーペットを貼りつけ、
先ほどの枠の下に取り付けるんですが、
ここで少し注意が必要でした。

ベニヤ板の平面にただ普通に
パンチカーペットを貼っただけでは
剥がれる可能性があります。

そこで、枠との接合部分に
パンチカーペットを巻き込んで
枠とベニヤ板で挟むようにしました。

そうすれば剥がれることは無くなります。

ただ、パンチカーペットを挟む分、
ベニヤ板はそれだけ短く
カットしなければいけません。

つまり、
・堀りの枠の下の深さ=ベニヤ板の幅
ではなく

・堀りの枠の下の深さ-3ミリ=ベニヤ板の幅
になるという訳です。

この寸法でベニヤ板をカットしてから
パンチカーペットを貼り付けました。

そのベニヤ板をテーブルの脚にネジ留め。
4面全て囲ってテーブル部分は完成です。

ちなみに今回の堀りごたつは、
一人が座れる部分の堀りの壁に
ヒーター用の開口部を設けました。

6

ここに小さな温風機を
設置するようになっています。

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床の作成

床、つまり座る部分ですね。

ここでは1×4と2×4を骨組みにして
9ミリのベニヤ板とパンチカーペットを
床にしています。

先ほどの骨組みの写真を
見ると分かりますが、下から

  • 平の1×4
  • 立てた2×4
  • 縦にした2×4


となっていて、この上にベニヤ板を敷いて
それからパンチカーペットを貼ります。

このトータルが掘りの深さになるので、
立てた2×4の長さはそれぞれの
寸法から計算しました。

ここで気を付けたいのは、床の高さが
掘りの枠より高くならないこと。

床が高くなってしまうと
パンチカーペットが
剥がれやすくなってしまうからです。

なので私は、小さく切ったベニヤ板に
両面テープでパンチカーペットを
貼ったものを作成。

そして骨組みをネジ留めする前に
それを写真の丸の部分に置いてみて
高さの確認をしました。

4

実際には、0.5ミリくらい床が
掘りの枠より低いのが理想的なので
そのように2×4をカット。

それから1×4にネジ留めして
土台を作成しました。

赤が2×4で緑が1×4です。

3

これを2つ作って写真のように
青丸の1×4で固定しました。

それから2×4の間隔ですが、
ベニヤ板の幅が910ミリなので
芯から芯が455ミリになります。

2×4の厚さは38ミリですが、
ベニヤ板の合わせ目がこの厚さの
真ん中に来るようにします。

この土台の上にはベニヤ板はきませんが、
その上の骨組みの2×4がその間隔なので
下も同じようにしました。

ただ実際には一番端の2×4と
2番目の2×4の間隔は
端から芯が455ミリになります。

5

次に、ベニヤ板の下にくる骨組みを
上の写真のように2×4で作成しました。

今回の堀りごたつは床の形が
かなり変則でした。

なので少し苦労しましたが、
通常はハシゴ状に作ったものを
先ほどの土台の上にのせるだけ。

のせた後に立てた2×4から
斜めにネジ留めしてあります。

あとはベニヤ板をカットして
骨組みにネジ留め。

最後にパンチカーペットを貼って完成です。

ちなみに今回は、上り口の下は
靴を入れる為に開いたままにしてあります。

そして堀りの枠と同じラワン材を
裏側からネジ留めして仕上げました。

image3

まとめ

この居酒屋では全く人気の
無かった小上がりですが、
堀りにしてからかなり好評だそうです。

掛かった材料費は約38,000円

ただこの中には照明や
配線等も含まれています。

なので、単純にテーブル板・木材・ネジ
だけだと3万くらいだと思います。

工務店に頼めばその10倍くらいは
見積もりで出されるでしょうね。

仮に電動ドライバーや電動ノコを買っても
トータルでプラス2万くらいだと思います。

自分でやればかなり安上がりってことですね。

まぁ、これを部屋の中に作るとなると
周りを更にベニヤ板で囲んだり
色を塗ったりしなければいけません。

その分もう少し費用は掛かりますが
それでも材料費は4万くらいじゃないかな。

私は今回、この掘りごたつを作って
非常に楽しかったです。

なので、DIY好きならきっと
作ってて楽しいと思いますよ。

もし家の中に堀りごたつを考えているのなら
是非参考にしてみて下さいね♪

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