朝顔の育て方のコツ!プランターで花をたくさん咲かせる方法とは?

夏の風物詩の朝顔

栽培していると約2か月ほど
毎日のように花を咲かせてくれます。

ベランダで育てると
彩りが鮮やかでキレイですよねぇ~。

朝顔は非常に育てるのが簡単で、
ほとんど手間要らずで成長します。

虫害にも強いので、野菜の栽培のように
細かい管理は不要。

小学生が学校で育てられるくらいですから
難しいことは何一つありません。

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ただ、全く何もしなくてイイのかと言えば
そうではないんですね。

やはりキレイな花をたくさん咲かせるには
ある程度の管理は必要です。

放っておいてもそこそこは咲きますが、
どうせならたくさん咲かせたいですよね?

そこで今回は、朝顔の花を
たくさん咲かせる方法についてまとめてみましたよぉ~。

是非参考にして下さいね♪

では、ちょい悪おっ3、2,1,キュ~!!

朝顔の育て方

朝顔の栽培過程は

  1. 種まき
  2. 発芽・間引き
  3. つるの誘引・摘芯
  4. 種の収穫

となります。

それぞれポイントがあるので
詳しく見ていきましょう♪

種まき

朝顔の種は非常に硬いです。

ですので、売られているものには
発芽処理」が施されています。

自分で収穫した種はこの処理をしていないので、
そのまま植えてもほとんど発芽しません

せっかく種をまいても、発芽しなければ
花を楽しむことは出来ませんよね。

ではどのような処理をするのか?

まず、種の皮にキズをつけましょう。

一番確実なのは、爪切りのヤスリで
表面を削るとイイです。

その際の注意点は、種を収穫した時の
根本の方は削ってはいけません。

その部分を傷つけてしまうと
発芽しませんので注意しましょう。

種が小さいので、この作業が面倒であれば
ペットボトルに種を入れて振ります。

そうすることによって種同士がスレて
キズがつくことになります。

それから、種まきの前に一晩水につけて
皮に水分を吸収させましょう。

皮にキズをつけて、更に水分を吸収させると
発芽の確率は非常に高くなります。

そうした処理をしてから
種まきをするようにしましょう。

種をまくのにちょうどイイ深さは、
人差し指の第一関節くらい。

穴の間隔を5cmくらいあけて
1ヶ所に3つほど穴をあけます。

そしてその中に種をまきます。

なぜ1ヶ所に3つ種をまくのか?
と言うのは後ほど説明しますね。

プランターにまくのであれば、この3つの穴同士は
20cmくらいの間隔をあけましょう。

60cmのプランターであれば、
3ヶ所に3つずつ種をまくことになります。

そして、朝顔の発芽に必要な土の温度は
20~25度と言われてます。

ですので、種まきの時期は
5月中旬から6月くらいがイイでしょう♪

発芽・間引き

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種まきをして一週間くらい経つと
発芽して双葉が開きます。

この時に、一箇所の3つの双葉の内
一番生育の悪いものを間引きします。

根本からハサミで切りましょう。

そして本葉が開いてきたら
生育の良い方を残して更に間引きします。

一番元気な株を残す訳ですね。
これが一箇所に3つ種まきをする理由です。

これで元気な株が20cmおきに残りますね。

そうしましたら次はネットを張りましょう。
網目が10cmくらいのものがイイです。

このネットに朝顔のつるを這わせます。

ネットはピンと張った方がつるが絡みやすいので
支柱などを入れてたるまないようにします。

ベランダでしたら、窓の外枠の部分に
突っ張り棒を取り付けるとイイです。

そこからネットを垂らすと簡単ですよ。

或いは、サッシの金具部分に
紐で結ぶという手もあります。

又、ベランダの柵の方でしたら
柵に直接つるを這わせてもイイです。

ただ、その際は枯れた後の片付けが大変なので
やはりネットを張ることをおすすめします。

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つるの誘引・摘芯

本葉が出てきてから2週間くらい経つと
朝顔のつるもだいぶ大きくなってきます。

50cmくらいまで成長してきたら
ネットにつるを這わせましょう。

園芸用のテープや紐でネットに結んであげると
つる同士が絡まないです。

ただ、その際はあまりキツく結ばないように
注意して下さいね。

このつるを自分の思った方向に伸ばすことを
誘引と言います。

そして、更に成長してきたら
今度は摘芯をします。

摘芯とは、つるの先端を切ることによって
新しいつるが生えてくることを促す作業です。

この摘芯が、花をたくさん咲かせるには
とても重要なんですね。

花の種類は違いますが、こちらの動画で
摘芯について詳しく解説しています。

朝顔の場合は、これほど下の方で
切る必要はありません。

つるがネットの上まで達する
葉っぱが10枚くらいになったら
つるの先を3cmくらい切りましょう。

そうすると、脇から子づるが生えてくるので
横の方に誘引してあげます。

そして、子づるも適当な長さになったら
先の部分を切ってしまいましょう。

そうすれば、子づるの脇から更につるが生えてきて
つるの数が増えていきます。

朝顔というのは、つるの先の方
花を咲かせます。

なので、この摘芯をしないとつるの真ん中から下は
スカスカになってしまうんですね。

なので、摘芯をして脇からつるが生えてくるのを
促進してあげると下の方にも花が咲くことになります。

新しいつる同士が絡まないように
ネットにまんべんなく這わせると、
花が咲いた時にとてもキレイですよ♪

種の収穫

夏も終わり少し涼しくなってくると
朝顔の花も枯れてが出来ます。

殻の中にいくつかの種が出来ますが、
殻が自然に割れると収穫時期です。

収穫した種は自然乾燥させると黒くなります。

翌年の為に保存しておきましょう♪

まとめ

朝顔の花をたくさん咲かせるには
強い株を残してつるの数を増やしましょう

つるの数が多ければ、それだけ花も増えますからね。

その為に間引き摘芯が重要なのです。

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ただ、つるがたくさん生えるということは
それだけ水分養分も必要になります。

水は、花が咲くまでは朝一回でイイですが、
花が咲き始めたら朝晩の2回あげましょう。

それから、養分を与える為に肥料も必要です。

リンが多く含まれている肥料が
花を咲かすには有効です。

週一回程度でイイので、
液体肥料を与えるようにしましょう。

私もベランダで毎年朝顔を栽培していますが、
以前はほったらかしでした。

なので、つるが一本伸びていって
上の方に花が咲くだけ。

まぁそれはそれでイイんですが、
やはりたくさん咲いた方が鮮やかです。

今はキチンと摘芯しているので、
下の方からもつるが生えて花を咲かせます。

ご近所さんからも「キレイですね」
と言われるくらいです (#⌒∇⌒#)ゞ

どうせ栽培するなら花は
たくさん咲いた方がイイですよね?

大した手間ではないので、
是非参考にしてみて下さい。

そして、たくさんの朝顔
ベランダを彩って下さいね♪

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