子供の寝相が悪い原因とは?良くする方法はあるの?

子供部屋の様子を見にいったら、
とんでもない格好で寝ている!

小さなお子さんを持つ親なら
誰でも経験があることですよねぇ~。

向きが180度回転していたり、
おへそ丸出しになっていたり。

なんであんなに寝相悪いんでしょうね (-_-;)

掛け布団がはだけていると、
お腹こわしたり、風邪をひかないか
スゴく心配になります。

あの寝相の悪さって
どうにかならないんでしょうか?

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私の友人は、子供をはさんで奥さんと
川の字になって寝ているそうです。

すると毎晩、夜中に子供から蹴りを喰らって
全く寝られないみたいですね(笑)

子供はみんな寝相が悪いと言いますが、
ホントにそうなんでしょうか?

「うちの子だけが特別悪いんじゃ?」
大丈夫なのか気になるところですよねぇ~。

そこで今回は、子供の寝相の悪さについて
まとめてみましたよぉ~。

是非参考にして下さいね♪

では、ちょい悪おっ3、2,1,キュ~!!

なぜ子供は寝相が悪いのか?

子供は寝相が悪いと言いますが、
大人にだって悪い人はいます。

でも、さすがに180度回転したり
スゴく寝相の悪い大人っていませんよね?

なぜ子供は寝相が悪くて、
大人はそれほど悪くないのか?

その理由を見ていきましょう♪

成長ホルモン

成長ホルモンは、人間が成長していく際に
必要なホルモンです。

このホルモンは就寝中に多く分泌され
その分泌量は大人になるにつれ減っていきます。

又、体の奥の方の体温が下がると
分泌しやすくなる
そうです。

「え、それが子供の寝相の悪さと
どう関係あるのさ?」

そうですね。
繋がりが分かりませんよね。

簡単に説明するとこんな感じです。

子供の体は、成長ホルモンを多く分泌する為に
就寝中に体の奥の方の体温を下げようとします。

体温を下げるということは、
熱を外に放出しなければいけません。

その放熱によって、体の表面温度が上がります
そのせいで、子供は暑く感じるんですね。

就寝中に暑くなるんですから、
無意識のうちに涼しくなろうとします。

その結果、布団をはがしてしまうんですねぇ~。

又、場所を移動して、体温で温まっていない
涼しい場所に行こうとします。

だからゴロゴロとあちこちに
動き回ってしまうことになります。

これが、子供の寝相が悪い原因の一つです。

大人になると、成長ホルモンの分泌が少なくなるので
子供ほど暑くは感じなくなります。

その結果、寝相は落ち着いていくという訳です。

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レム睡眠とノンレム睡眠

レム睡眠ノンレム睡眠という言葉は
聞いたことがあると思います。

脳は起きているけど、体が寝ている状態
これをレム睡眠と言います。

そして、脳も体も寝ている状態
これをノンレム睡眠と言います。

この2つは、就寝中に何回か交互に
繰り返されています。

そして、寝返りはレム睡眠の時
起こるそうです。

大人の場合、レム睡眠は全体の睡眠の内
約20%くらいだと言われてます。

ところが、赤ちゃんの場合は
全睡眠の内約50%がレム睡眠だそうです。

つまり、レム睡眠が多い分
寝返りも多くなるって訳ですね。

子供の場合は、赤ちゃんほどレム睡眠が
多くないですが、それでも大人よりは多いです。

という事は、寝返りも多くなって
必然的に寝相も悪くなるってこと。

これが、子供の寝相が悪い
もう一つの理由です。

まとめ

寝相が悪いってことは、それだけ成長ホルモンの
分泌が盛んに行われているということ。

つまり、すくすくと成長しているという
証なんですね。

大人よりも寝返りが多いので
自然とあちこちに移動するのは当たり前なんです。

一概には言えませんが、寝相が良い子供は
脳や神経系に問題があるケースもあります。

なので、スゴく寝相が悪いってことは
むしろ喜ばしいことなんです。

寝返りは、体の歪みを直し
筋肉や神経の疲労回復のために必要
です。

大人になるにつれ寝返りは
あまりしなくなっていきます。

なので、大人になると寝ても疲れが残ったり
朝起きると腰が痛かったりするんですね。

子供の寝相が悪いと嘆く親御さんは多いですが、
ムリに直す必要はありません。

むしろ、ゴロゴロ転がってもイイように
広めの寝具を用意してあげましょう。

そして、夏はお腹だけは冷やさないように
腹巻きをしてあげるとイイですよ。

お腹を冷やすと、下痢したり
風邪をひいたりしますからね。

最近では、吸汗速乾性に優れた
スリーパーもあるようです。

スリーパーはいろいろなタイプがありますね。

ロング丈のものもありますが、
足をM字にして寝る子供もいます。

なので、ロング丈のタイプだと
窮屈に感じるかもしれません。

その場合は、股の部分を閉じて
パンツ型にも出来るタイプがおすすめですね。

起きている間はオープンにしておいて、
寝る時は閉じておく。

そうすれば、転がっても
脱げませんからね。

子供が成長するにしたがって、
段々と寝相は良くなっていきます。

そうなると、逆に寝相の悪かった頃が
懐かしくなるかもしれませんよ(笑)

子供が小さい今しか見られない寝相の悪さ

暖かく見守ってあげましょうね♪

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