お彼岸では「おはぎ」と「ぼたもち」どちらを食べるの?違いはあるの?

おはぎぼたもちって
美味しいですよねぇ~。

あんこが好きな人なら
どちらも大好きなのではないでしょうか?

私も子供の頃は大好物でした。

でも、よく考えるとどちらも
似たようなものですよね。

何が違うんだろう?

こしあんがおはぎで
つぶあんがぼたもち?

小さいのがおはぎで
大きいのがぼたもち?

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おはぎとぼたもちの違いなんて、
聞かれても普通は知りませんよねぇ~。

ズバッと答えられるのは
和菓子屋さんくらいではないでしょうか(笑)

まぁ、知らなくても何の支障もないと思います。
食べて美味しければどちらでもイイですからね。

でも、お彼岸に食べるのはどちらなのでしょう?
知りたいと思いませんか?

そこで今回は、おはぎとぼたもちの違いについて
まとめてみましたよぉ~。

是非参考にして下さいね♪

では、ちょい悪おっ3、2,1,キュ~!!

おはぎとぼたもちの違い

おはぎとぼたもちの違いですが、
結論から言いますとどちらも同じものです ( ̄Д ̄;)ガ~ン!

「え、何それ?
同じなら何で呼び方が違うのさ?」

そう思いますよねぇ~。

実は、おはぎとぼたもちの語源が
花から来ているからなんです。

おはぎを漢字で書くと御萩
ぼたもちは牡丹餅になります。

萩の花は秋のお彼岸の時期に咲き、
牡丹は春のお彼岸の時期に咲きます。

なので、秋のお彼岸に食べるのが「おはぎ」
春のお彼岸に食べるのが「ぼたもち」なんですね。

「ん~、呼び方の違いの意味は分かった。
でも、大きさとかあんこも違うでしょ?

そう思いましたか?
イイところに気が付きましたね(笑)

そうなんです。

実は食べる時期だけではなく
他にも違いはあるんです

では、どんな違いがあるのか
もう少し見ていきましょう♪

あんこの違い

あんこには「こしあん」と
つぶあん」があります。

こしあんを使っているのがおはぎで、
つぶあんを使っているのがぼたもち。

そう思っている人は多いです。

なぜかと言うと、こしあんの方が
高級なイメージがあるから。
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でも、先ほども言いましたが、
おはぎもぼたもちも同じものです。

ではなぜあんこが違うのか?

これは実は、あんこの原料である
小豆の収穫時期に関係しているんですねぇ~。

小豆の収穫時期というのは秋です。

ですから、秋のお彼岸には
採れたての皮の柔らかい小豆が使えます。

皮が柔らかいので、そのままつぶして
つぶあんを作るんですね。

一方、春に使う小豆は皮が固くなっているので
皮を取り除いてこしあんを作ります。

春はこしあん、秋はつぶあん。

つまり、ぼたもちにはこしあん
おはぎにはつぶあんを使っているんです。

多くの人のイメージとは全く逆ですね(笑)

ただ、今では一年中つぶあんもこしあんも
手に入れることが出来ます。

ですから、あんこによって呼び方を変えるというのは
意味が無くなってしまいました。

こしあんを使ったおはぎもありますし、
つぶあんを使ったぼたもちもあるってことですね♪

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大きさの違い

最初に、おはぎとぼたもちの語源が
花から来ていると言いました。

ですので、おはぎとぼたもちの大きさも
花の大きさに関係しているんですね。

萩の花は小さいので、おはぎは小さく
少し楕円形に作られています。

一方牡丹の花は大きいので、
ぼたもちは大きく丸く豪華に作られます。

どちらも同じものなのに、この大きさの違い
おはぎの方が高級なイメージなんでしょうね(笑)

まとめ

おはぎとぼたもちを食べる風習は
江戸時代に遡るそうです。

小豆は、古くから邪気を払う食べ物として
日本人は食べてきました。

ですから、おはぎやぼたもちをご先祖さまに捧げて
春には収穫の祈願、秋には収穫を感謝したんですね。

お彼岸にお墓参りをして、
ご先祖さまにお供えする。

そして、感謝の気持ちを持ちながら
お下がりを頂いて食べる。

普段私達は何も考えずに食べていますが、
本来はそういったものなのです。

呼び方も春はぼたもち、秋はおはぎと
区別しなければいけませんが、最近は一年を通して
おはぎで統一しているお店がほとんどですね。

そういった呼び名の変化は
時代の流れで仕方ないかもしれません。

でも、ご先祖さまに感謝しながら食べるという風習は
これからも大事に守っていきたいものです♪

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